過去の営業日誌
(2007年12月)


2007/12/31(月)22:53「それでもここに居たいから〜2007年、年末のご挨拶〜」
 今までのどの年よりも、とっても楽しい1年だった。

 今までのどの年よりも、とっても考えた1年だった。

 今までのどの年よりも、とっても刺激を受けた1年だった。

 今までのどの年よりも、とっても苦しい1年だった。

 サッカーの世界で生きてきたのはまだたったの5年だし、またサッカーの世界ってのは私にとっては一部分でしかないのに、でもその一部分を切り取っただけで、これだけのことを全部事実として感じるのです。

 …苦しい?
 そう、苦しい。確かに苦しかった。
 つらかった。
 負けたからつらかったとか、そんな意味じゃなくて。
 間違いないです。そんな年でした。

 1つのクラブを好きになるってのは苦しいこと。
 それはわかっていたつもりだったけど、自分がわかっていた以上の苦しみを味わいました。

 もちろん、皆さんの中でも、JFLに対して、あるいはサッカーに対して、とるスタンスは様々だと思います。
 1つのクラブを好きな人。たくさんのクラブを好きな人。1人の選手が好きな人。たくさんの選手が好きな人。
 あるいはリーグそのものや広くサッカーが好きな人。
 これらが混ざっている人もいるでしょうし、あるいは、私が今思いつかない、もっと違うスタンスをとる人もいるんだろうなと思います。
 また、好きといっても、その好きの度合いも様々だろうと思います。
 だからもちろん、自分以外のスタンスを否定するわけではありません。いろいろな立場があって当然。
 ただ…、それぞれなりに、スタンスと、発言と、行動と、そこらへんが一貫して一致していないといけないと思うし、それがゆえにつらいことにぶち当たってしまうこともある、と、それだけわかってほしいと思うのです。

 だったら、逃げちゃえばいいじゃない。

 だけど、やめられないのです。
 それは責任感でも何でもなく、純粋に、好きだからです。

 今のスタンスでいることが、たまらなく好きだからです。

 その好きの先には何がある?
 そこまでして追いかけるものって何だ?

 正直、はっきりとはわかりません。
 ただ、間違いなく、一回り大きくなった自分を感じてます。
 だから、今はそれでいいんだと思ってます。

 もちろん、一回り大きくなったといっても、それが完成形なわけがありません。
 まだ足りないところもいっぱいあるだろうと思ってます。
 それは…来年以降、さらに経験を積んでいく中で解くべき宿題なんでしょうね。

 そのためには、私に必要なことは――私に限らず、何か行動しようとする人になら大なり小なり必要なことなんでしょうけど――。
 自分が立つ足元を、しっかり見つめること。
 前後左右に広がる景色を、しっかり見回して理解すること。
 そして、その上に広がる空をしっかり見据えること。

 その足元は泥だらけのぬかるみかもしれないし、その景色はただの荒野かもしれないし、広がる空はどんより曇っているかもしれない。
 ただ、もしそれが現実なら…そこから目を逸らしたら終わり。
 はっきりと見て認識することは必要だと思うのです。

 今年1年間で当スタジアムにお越しいただいた方はのべ約13万人。
 去年の約10万人を上回り、運営開始以来、右肩上がりで増えています。
 だけど…、増えていくこと自体は、実はそんなにうれしいことじゃない。
 ただ増えていくんじゃなくて、目を逸らさず現実を見る人がどのくらいいるか。
 きっと、そういう人の存在がこの数を押し上げてくれているんだ、と、そう信じています。

 そして、現実として、2007年の自分はあと1時間余りで終わるのです。
 もうすぐ、2008年の自分になるのです。
 だから、そんな節目だから…あらためて、足元を見て、景色を見て、空を見て…、そして、思い切り深呼吸して、一歩踏み出したいと思ってます。

 楽しくて、苦しくて、不思議な不思議な、この世界の中を。

 今年も本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
 どうかよいお年をお迎えください。
2007/12/30(日)23:15「昔の仲間(2)」
 年の瀬ではありますが、今日は今日で昔の仲間と呑んでいた新右衛門です。こんばんは。

 今回の呑みは、高校時代の仲間。
 3年生のときに文化祭の実行委員会に入っていまして、その時に苦楽を共にした仲間たちです。
 …その頃からお祭り好きだったわけです、ええ。
 あの頃…私は春から秋まで、夏休みも含めて、出納簿片手に走り回っていたなあ。

 やっぱりこういうのって、それぞれ別々の道を行っても、後々まで続くもんなんですねえ。
 あれからもうだいぶ経つのですが、未だにこのメンバーと話してるとネタが尽きないのです。

 そういう存在が居るってことはすごく幸せなことで…、今は仕事とサッカーで生きている私ではありますが、大切にしていきたいなとあらためて思うのです。

 それにしても、気がつけば今年ももうあと丸1日ちょっと。
 早いもんですねえ…。
2007/12/29(土)1:11「未来志向的酔客」
 普通に今日は仕事だったというに、実は昨晩オールナイトで呑んでしまった新右衛門です。こんばんは。
 初電で帰宅して、少し寝て遅刻ぎりぎりの時間に出社したのですが、いやあ、足元がおぼつかないというか、身体を支えきれてないな、ってな感じで。
 普段はしないようなところでバランスを崩したりして…よろしくないよろしくない。
 ま、どうにか仕事はできたんでよかったんですが。

 今回の呑みは横河武蔵野関係のもの。
 …なんだけど…、相当酔っ払ってしまい、まともなことはあまりしゃべれなかったような。
 粗相はしてないという確信はありますが、とはいえ参加された方々には全くもって申し訳ありませんでした。

 そんな中でかろうじて認識したのは…もし来年も、今と同じように放送部員でいられるなら、もっといろんなアイデアを出して、いっぱい工夫していきたいし、それが義務なんだろうなということ。

 せっかくスタジアムで試合するんだから、スタジアムをいっぱい楽しくできればそれが一番なんですけど、スタジアムに集まる人の立場や考えってのはもちろん1つじゃないし。
 それに、やっちゃいけないことや、やりたいけど力及ばずやれないこともある。
 もちろん、スタジアムの主目的はチームがサッカーをする場なんだというのを忘れてはいけない。
 そんな中で、最大限の楽しさをつくるには?

 まあこういうのは、いろんな人と話しながら、あるいは現場でいろんなことを試しながら、練り上げていくのが王道なんでしょうけど。
 そのためには、アイデアをいっぱいつくることが前段階として必要で。
 もちろんその中からはボツになるものも少なからず出るでしょうけど、うまいネタのもとになるものも出るかもしれない。

 なかなか大変だけど、でも、アイデアを出すというのは結局夢を描くことなわけで、やっぱ楽しいことですしね。
 来年の放送部体制がどうなるかわからない段階でどうこう言うことでもないかもしれませんが、でも、そういう試合外の時間をいっぱいつくっていきたいな、と、そんなことを感じた次第でした。

 もちろん、放送部から駆逐されたとしても、別の面で、試合外に考えなきゃならんことはいっぱいあるんですけどね。

 口開けてピーピー鳴いていれば親鳥が餌を持ってきてくれる雛鳥ではないのだ。
 未来は与えられるもんじゃなくて、つくるもの。
 わくわくしないわけがないじゃない?だって大好きなクラブのことなんですから。
2007/12/27(木)1:57「みっくみく→?」
 最近VOCALOID2がほしくてたまらない新右衛門です。こんばんは。
 「VOCALOID2」とは何じゃ?と思われてる方もいるかもしれませんが、「初音ミク」といえば聞いたことある方は多いのではないかと。
 んで、今日27日は初音ミクに続く第2弾、鏡音リン・レンの発売日なのですねえ。
 …いや、遠征1回分より安く飼える買えるんだからそんなに躊躇するこたあねーだろ、と言われると確かにそうなんですが、困ったことにうちのPCじゃ動かないんですよ。
 …PCも新しくしますかねえ。

 そりゃ人間の歌唱力にはかなわないってのはわかってるんですが、純粋におもしろそうだと感じるもので、ええ。
2007/12/25(火)0:01「生麦生米生ラグビー」
 秩父宮ラグビー場に行ってきましたー。

 今日の試合は、トップイースト11・最終節最終日のダブルヘッダー。
 第1試合がNTTコミュニケーションズ×横河電機、第2試合がセコム×東京ガス。
 今季序列(=昨年成績の順)で言うと、第1試合が3位×4位、第2試合が1位(※上からの降格)×2位で、これ以外のチームは既に昨日の時点で全日程を終了している、という、まあよくある最終日の組み合わせパターンですな。

 で、その組み合わせの意図としては、当然、最後の最後に頂上決戦が来るようにということだと思うのですが。
 図らずも、今回頂上決戦となったのは第1試合の方。
 8勝1敗の2位・NTTと9戦全勝の首位・横河。
 数字上も完全に2チームの争いになった優勝争いの、その当事者の対戦が最終日に実現したわけです。
 で、横河電機ラグビー部は、横河武蔵野FCと同じ、横河グランドを練習拠点にしているチーム。
 ぜひ一度見てみたいと思っていたのですが、サッカーのシーズンと重なっているとなかなか見に行けず、そんなこんなでやっと都合のついた日が図らずもこの決戦の日だったしだいです。

 朝寝坊してしまい、会場入りしたのがちょうどキックオフの20秒後という間の悪さを発揮したわけですが、コンコースから階段を上がってスタンドに入ってみて…人大杉!
 案内にしたがって横河電機側の応援席に入ったわけですが、どこか座れるとこあるか?って、狼狽してしまいました。
 NTT側も同じような大入りだし、企業のラグビー部同士の対戦だとこうなるものなのかなあ?と。(その答えは第2試合でわかったわけですが。)
 とりあえず、中央はいっぱいだったのですが、ちょうど22mラインのあたりまで行くと空席があったので、そこに布陣。

 で、試合。
 序盤は押してはいるんだけどなかなか決まらない展開。
 というのも、ここぞ!という場面でミスが出てしまうから。
 パスでサイドへつないで、さあ前が開けた!と思ったら、実はそのパスがスローフォワード(手で前方へボールを送ること:反則)でボールを失う、と、そんなんが何回かありましたかね。
 風上に立ってはいるんですが、キックをあまり使わない(キックで前方へボールを送るのはOK)ので、風上の優位もあまり活きず。
 …活きずというか、活かす戦法を選ばなかったってことだと思うんですけどね。あれだけ前線に突破力や押し込む力があれば、空中戦よりも地上戦でどうにかする道を行くのが王道なんだろうな、と。

 そんな中でようやくスコアが動いたのは、40分の前半がもうすぐ半分過ぎようという19分。
 NTTゴール前、横河ボールのスクラムからサイドに振り、最後はNo.8のサモがねじこんでトライ。
 ちょうど私が見ていた側でのゴールでのトライということもあり、初めて見た生トライは興奮ものでした。

 すぐ後に、自陣でのパスをレシーバーがノックオン(ボールを手で前方にこぼすこと:反則)してしまい、ここから攻め込まれて最後はペナルティーゴールを決められ、選手たちに少なからず精神的ダメージがあったように見えたのではありますが。
 4分後にトライを返してショックを払拭すると、さらに前半1トライを追加し、前半を19-6で折り返し。

 ハーフタイムになぜか横河武蔵野の同志から電話着信…って、そこにいたんかい!
 見回してみると、横河武蔵野の選手も何人かいたような…はっきりとは見えなかったので、ひょっとしたら気のせいかもしれませんが。

 で、後半。
 10分、先にNTTにトライを浴びて19-13とされたんですが、やばい!という雰囲気はそんなに無かったような。
 その空気を決定付けてくれたのは、14分のプレーでした。
 センターラインからわずかに横河陣内へ入ったところでNTTボールのラインアウト(サッカーで言うスローイン)があったのですが、これを横河が奪取すると、ボールを持ったサモがそのままセンターラインを越えて疾走。
 198cm・111kgの巨体で、絡んでくる相手選手をかわしてはね倒して、走る、走る。
 そのままNTTゴールまで50m余りを走りきり、圧巻の独走トライを決めたのでした。
 いやあ、すごいものを見た。
 同志と2人で、サモつええ、と、あっけにとられた次第です。

 その後は守る時間帯の方がやや多かったですが、11点のリードがあり、なおかつ負けても7点差までなら優勝可能という状況になっていたので、大して不安はなく。
 水際で徹底して圧力をかけてしのぎ続け、次に失点を許したときには既にロスタイム。
 24-18と、トライ(5点)+コンバージョンゴール(2点)でひっくり返される差ではありますが、上述の理由から、焦りは全く無し。
 逆に、ロスタイムも終わろうとする頃、必死で総攻撃をかけるNTTのパスがミスになり、センターライン付近でフッカー佐藤がインターセプト。
 ここから独走をかけて、横河応援席が総立ちになります。
 22mラインが近づいたあたりだったか、タックルを受けそうになって独走もここまでかと思われましたが、佐藤は前から向かってきた相手選手の横にゴロキックでボールを転がす好判断。
 無人のNTTゴールへ入って転々とするボールを両軍の選手が追いますが、スタンドオフ野本が敵を追い抜いてわずかに早く追いつき地面に叩きつけてトライ。
 追いかけてきたNTTの選手はそのまま倒れて仰向けになり、これで勝負あり。
 角度のある場面だったのでコンバージョンゴールは外れますが、キックオフでの再開を待たずにノーサイドとなり、29-18で横河電機が勝利。
 わずか2年前まで残留争いの常連だったチームが、10戦全勝での優勝を果たしました。

 今回横河電機が制したトップイースト11は、日本の社会人ラグビー界の2部にあたるカテゴリー。
 とはいっても全国リーグではなく、3つある地域ラグビー協会ごとのリーグの1つ。
 ということで、関西協会・九州協会の代表と、唯一の全国リーグである「トップリーグ」への昇格をかけた試合を戦うことになります。
 3チームの総当たりで、上位2チームはトップリーグ昇格、最下位になってもトップリーグとの入替戦へ進めます。
 試合は2月。武蔵野に日本最高リーグのチームが誕生することになるのかどうか…都合がついたら見に行ってみたいと思ってます。

 もし昇格したら、横河武蔵野にとっては強力なライバルということになるのでは?という考え方もあるかもしれませんが、それでパイの分捕り合戦になるんだったらそれまでなんだろうなと。
 おいらとしては、パイ自体を広げる方向になってほしいし、またそうでなければ未来は無いと思うもので。

 ところで、企業のラグビー部同士だと大入りになるものなのか?ということですが…、結局、そういうことではなかったようです。
 第2試合は…観客数で言ったら第1試合の2〜3割程度だったでしょうか。
 やはり大事な頂上決戦ということで両社とも動員に気合が入っていたようですね。
 …や、それでも、動員されていやいややってきたというわけではなく、みんな心底楽しんでいるように見えたのでいいのですが。

 (※本記事には後日写真を追加します。)
2007/12/23(日・祝)23:14「ひっこし告知」
 最近酒が続いたせいか、すっかり疲れまして、川崎×愛媛@埼スタにも行かずぐったりしていました新右衛門です。こんばんは。
 いや、明日が何もなければ今日埼玉へ行って明日を休養日にしようと思っていたのですが、明日は秩父宮ラグビー場へ行って初のラグビー生観戦の予定なもので。
 クリスマスイブ?そんなの関(以下略)!

 さて。
 トップページに掲出したとおり、サイトの移転・改装をすることになりました。
 移転・改装自体は以前から何回か書いてきましたが、ようやく具体的なことを書ける段階になったしだいで。
 …と言いつつ、まだ自分の中で固まってない部分もあるので、着実に作業を進めていきたいと思っています。

 移転・改装の趣旨などはトップページ掲出のお知らせのとおりです。
 このサイトをつくったのが、JFLの世界に飛び込んで1年経ったとき。
 で、今は5年経っている。
 その4年分の差で見えてきたものを強く打ち出したいな、と。

 同時にもう1つ。
 昨今、JFLをはじめとする「J未満のサッカー」がメディア等で採り上げられてくることも多くなってきましたけど、J未満のサッカーをJ未満のサッカーの視線で見ているものはほとんど無いと思ってます。
 でも、その視線の差って、サッカーに関心ある方々にもあまり気付かれずに受け止められることが少なくないみたいで。
 であれば、自分は、せっかくJ未満のサッカーの世界にいるのだから、その視線での発信をしたいな、と。
 もちろんメディアと私じゃ力が全然違うのはわかってるんですが、でも、5年経って、それなりにしっかりとこの場所に立てるようになったつもりだから…。
 足元がしっかりしてれば、できることは0じゃないと思うのです。

 そんなわけで、当面は作業に時間をとられるかと思いますが、こういうことだと思って気長に見守っていただければ幸いです。
2007/12/23(日・祝)2:27「昔の仲間」
 普段の私なら迷わず今日は仙台へ行っていたことでしょう。
 というか、めちゃめちゃ行きたかったのですが…、今日は友人同士が結婚式をやるというので、その二次会におじゃますることに。
 試合が今日じゃなくて明日だったら…というのは思いますが、こればかりはしょうがない。

 今回の新郎新婦は、同じ高校にいて、卒業後もしばらくいろいろつるんでいた同志。
 当然、その頃の同志もいっぱいいて、とても懐かしくて。
 今もたまに会う人もいるけど、最近すっかりご無沙汰な人もいて。
 あれって何年前だったっけ?そっか、もうそんなに経つんだねえ…。
 ってな感じで楽しんでまいりました。

 この同志たちとよく一緒にいた頃は、サッカーは好きだったけど深く知ろうというほどの関心はなくて。
 というか…彼らとやっていたことから身を引かざるをえなくなったのが、そもそも深い深いサッカーの世界に飛び込む第一歩だったのです。
 だから、このメンバーと一緒にいると、あの頃の自分はこうだったなあ…って、時間が引き戻されるような感覚を覚えるわけです。

 そういう感覚があるってことは、あれから何年も経って、おいらは確かに変わった、ってこと。
 だけど、変わったのはいいとしても、あの頃の自分に恥じない歩みをできてるかな?

 結婚式で考えるようなことじゃないかもしれませんが、そんなことをふと感じたしだいです。

  ◆◆◆

 そんなこんなしている最中に、仙台で試合は行われていて。
 結局Hondaは敗れたとはいえ、想像を超える好ゲームを展開したと聞きました。
 BSのJリーグ中継をたまに見る実家の母いわく、「アマチュアとは思えないいい試合でした」とのこと。
 録画してくれたので、後日じっくりと見ようと思ってます。
 それにしても、そんな話を聞くたび…武蔵野の同志が今回何人か行ったようなんですが、あー、おいらも行きたかったなあ!

  ◆◆◆

 ところで、この日誌って、サッカーにそれほど関心のない人でも読んでおもしろいものなのかなあ?
 いや、悪い気はもちろんしないんですが、どうにも首をひねるばかりなのです。
2007/12/22(土)2:17「去りゆくあなたに花束を」
    これまで歩いてきたこの道は 固くも強くもない 涙で濡れてばかり
    だけども 歩いてきた事は真実だから 誇りに思えるような自分でいよう
      ――Cry Baby/SEAMO

 上の曲は、いま、おいらの部屋でかかっている(というか、かけているのはおいら自身ですが)BGMです。
 2日の横河武蔵野の最終戦にいらした方はお気付きかもしれませんが、試合が終わってセレモニーがあって、その後3番目に流した曲です。
 このメンバーでサッカーすることはもう二度とないんだろうな…そんな思いが募って、ハーフタイムに、持ってきたCDの中からこの曲を選びました。

 あの最終戦、いつものように先発の11人は試合前、強い気持ちのこもった表情で写真に写りました。

 そして…、その11人のうち、4人が、今日までに、横河武蔵野のユニフォームを脱ぎました。

 悲しいね。
 そのほかにユニフォームを脱ぐ2人も合わせて…やっぱり、悲しくないと言ったら嘘になる。

 でも…しょうがない。
 おいらたちの横河武蔵野は、とても情熱でいっぱいのクラブ。
 そこがおいらはとても好き。
 だけど、情熱だけではどうにもならないこともあって…おいらたちのクラブの宿命。
 そこはわかってる。その上でここにいる。
 だから、彼らの選択なら…おいらは、涙を呑んで、笑顔で手を振るしかないんです。
 覚悟はできてるんです。

    上を向けば 青い大空 僕を照らしてた
    隣を見れば いつも誰かが 支えてくれてた
    Cry Baby 今日は我慢せずに 泣いてみな 思いっきり
    流した涙美しい その涙で伝える僕の意志
      ――Cry Baby/SEAMO

 たぐいまれなキープ力で、ピンチを摘み取り、また攻撃のタイミングを演出した本多さん。
 前でも後ろでも、困ったとき、ハードワークで助けてくれたソンイさん。
 試合での姿はあまり見られなかったけれど、サッカークリニックなどで、子供たちに囲まれて、作り笑顔なんかじゃない、破顔一笑としか言えない心からの笑顔を浮かべてた澤本さんと岩田さん。

 別れは必然。でもやっぱりさみしい。

 そして、今日発表された2人。
 あくまでも推定でしかないけれど、2人とも、サッカーで生きる糧を得る道を得たんでしょうね。
 そういうチャンスが目の前に来たら…つかんだ方が、たぶん彼らにとっては幸せでしょうからね。
 少なくとも、彼らはそう思って、だから巣立っていくのでしょうからね。

 (一部雑誌にとんでもない数字が躍っていたのを見たんですけど、どっからどう見たらあんな素敵な計算ができるんだろう?)
 だから、裏切り者だなんて、言えるわけがないし、言いたくもないんですよ。

 果敢な飛び出しから幾度となく歓喜の瞬間をおいらたちにくれたタクミさん。
 チーム内MVPにふさわしく、いい意味で信じられないプレーを連発し、彼にボールが渡れば何かすごいことが起きる、って思わせてくれたハラシさん。

 この2人には、こういうチャンスをつかんだ以上、ほんとに、もっと名前を残してほしいな、って思います。
 そして…もっと大きくなって、インタビューとか受けて、そのときに、横河武蔵野での時間があったから今がある、なんて本心で言ってもらえたら…。
 短い時間だったけど、皆さんを応援したかいがあったってもんです。

 敵になる以上、ぶつかったときにはどうか、悔しさを押し殺した苦い顔が見られたらと心から願うんですけど、でも、それはそれとして、2人にインタビューができたこと、決して忘れたくないです。
 うれしい言葉いっぱいもらったこと、決して忘れたくないです。

    優しく包んでくれる風 あるから声が響くんだね
    いやなことあった時は雨が 洗い流して晴れるんだね
      ――Cry Baby/SEAMO

 6人の選手たちの門出に花束を。
 こぼれる涙を我慢できないんだけど、笑顔でさよならを。
 みんな、強い人ばかりだから…どうか、これからのそれぞれの人生にも幸あれと願うのみ。

 決して楽しい思い出ばかりではなかったんだろうな、って思います。
 つらいこと、悩むこと、苦しんだこともあったと思います。
 でも、それでも、そこらへんを乗り越えて、今までここにいてくれて…、ありがとうございました。
 ほんとに、本当に…ありがとうございました。
 そして、できれば…これからも、おいらたちのこと、忘れないでいてくれたら、うれしいな。

 おいら、これからもここにいる。だから笑顔で手を振るさ。
 どうか、お元気で!
2007/12/18(火)23:52「だって今は今、サッカーはサッカー」
 と、トルシエ?

 嘘でしょと思ったんですが、確かにあのトルシエ氏。
 驚いて思わずコーヒーこぼしましたよ。
 どうしてくれる!後始末大変だったんだぞー!

 とまあ八つ当たりはさておき。

 驚いたにゃ驚いたんですけど、だからどうっていう話でもないっすよね。
 実績があって有名な人がいたところで、それでその本人やチームが活躍できるとは限らないし。
 指導者にしても、もちろん選手にしても。
 当然成功した例もあるけれど、逆にうまくいかなかった例も少なからずあるわけで。

 ネームバリューでサッカーできるわけなんてないんだから。
 大切なのは、"今"どれだけの力を持っているか。そしてそれをどれだけ"自分のいるチームに"作用できるか。
 あと、クラブがどういうビジョンを持ってその人と手を握ったのか。その人がどういうことをしたくてそのクラブと手を握ったのか。

 それが見えてない段階では特にこれ以上の反応をする気にはならんですわなあ。
2007/12/17(月)23:51「舌の下」
 思い切り朝寝坊してゆるゆるな休日を過ごしたはずなんですが、どういうわけか月曜から疲れがどっさり。
 何で?って思うんですが、舌に出来物ができてしまっているのは疲れてる証拠。

 舌ってのはけっこう健康のバロメータになるもので――少なくともおいらにとっては――、出来物ができたら、あ、こりゃゆっくり休んだ方がいいな、と思うようにしてるのですが。
 ここ1ヶ月ほど、そう思うことが多くなってるような…。
 別に、そりゃしかたないわな、って自分で思えるようならまだいいんですが、理由がいまいちぴんとこないところが何ともいやなわけで。

 滅入るなあ。
2007/12/16(日)15:20「日曜の朝は思い切り朝寝坊して」
 久しぶりにやるべきことのない休日。
 存分に日頃の睡眠不足を解消して、そんでもって何となくパソコンに向かっているのですが、さっきから腹が鳴ってかなわんのです。

 …そういえば起きてから何も食べてないや。
 昨晩の呑み会でけっこういっぱいいただいてしまったとはいえ、さすがにこの時間までは持たんっつーことですな。

 ちと食料調達してきますかね。
 外はきれいに晴れて、散歩するのも気持ちいいだろうし。

 …こんなゆるゆるな休日もたまにはいいかな。
2007/12/14(金)1:18「私たちの未来は」
 私が横河武蔵野に望むこと。
 それは、まっすぐに、一生懸命に、サッカーに取り組む人たちのフィールドであってほしいということ。
 カテゴリーがどうかっていうのはその次の問題。

 もちろんこれは、私が思うことであって、そうなるのが横河武蔵野というクラブにとって正しいかどうかというのは別問題です。
 ただ…、望むことがある以上、私には1つやんなきゃいけないことがあって。
 それは、その希望をかなえるための方法とは何なのか、考えること。

 いや、今の時点で私の望みはかなってます。
 ただ、これからもそうあり続けられる保証は無いわけで…そのためにはどうしたらいいのか、と。

 納会の後、朝まで何をしてたのかというと、いろんな人とそういう類の話をしてました。

 何回か、この日誌でも、今は大きなキャンバスがあって、そこに絵を描き始めていくとき、というようなことを書きました。
 だけど、いろいろ話しながら考えると、自分はのんびりし過ぎてたのかな、と。
 上の例えをそのまま用いれば、どんな絵を描くのか、あまりのキャンバスの大きさに、漠然としかイメージが沸いてない状態。
 ほんとは、いま漠然としていても、いつまでにここは固める、次はここを固める、って、しっかりその道筋はつけておかないといけない。
 それすらできてなくては、未来を歩むことはできん、ということです。

 もちろん、さっきも書いたように、私が望む未来はほかの方々が望む未来とは違うかもしれません。
 でも現実に来る未来は1つだから、そこに矛盾があったら、何とかして埋めなきゃいけない。
 そのときに、あるいは未来について語るときに、しっかりと道筋をイメージしているのとしてないのとでは全然違う。
 …そのイメージは自分ではある程度できていたつもりだったけど、まだ足りないということを、強く認識しました。

 併せて、大好きなクラブの強さも弱さも全部知って、つまり現実を正確に捉える、ということも大切。
 なぜなら、そこが道筋の出発点になるわけだから。
 出発点を見誤って道を正しく歩めるわけがない。
 …その見定めも、今までちょっと足りなかったかな、と。

 ほんとは難しいことなんか考えなくて済むのが一番楽。
 だけど、望みがあるから、考えなくちゃ。
 キャンバスがあるから、考えなくちゃ。

 少なくとも当面は、いくら頑張っても"昇格"なんてないクラブですけど、決してぬるま湯に浸かるつもりでそんなクラブにいるわけじゃないんですって。
 このあたり、形しか見ない人にはなかなかわかりづらいでしょうけど。

 たとえのろい歩みでも、確実に進んでいかなくちゃいけないのです。
 その中で、自分は…何を考え、何ができる?
2007/12/12(水)1:50「DJより感謝を込めて」
 金曜の夜はオールナイト、ということを前回書きましたが、これは横河武蔵野の納会があったから。
 もちろん納会だけでオールナイトになるわけがなくて、その後4次会まではしごしたからこうなるんですけど。

 1シーズンの活動を納めるのが納会なので当たり前っちゃあ当たり前なんですが、1年間を振り返るいい機会になりました。

 横河武蔵野に関わるようになって5年目。
 だけど、今年1年を振り返るとき、私としては今年は今までの4年間と比べて大きく違った年で…それは、スタジアムDJという立場に立ったこと。

 小さい頃から放送が好きで、校内放送とかミニFMとかに関わり続けてきた私にとっては、ずっとずっとあこがれだった仕事。
 駒沢での開幕戦、出番が来るまでずっとどきどきしていたのを覚えてます。

 でも、当然、あこがれだけでうまくやってける仕事ではなくて。
 こうしゃべりたいのにうまくいかない、とか、空回りした?とか、連係プレーでの失敗とか、…とにかく、そんなはずじゃないって思う出来事にいっぱいぶち当たって。
 さらに想定外だったのは、勝利インタビューまで任されるようになったこと。
 初めてインタビューをやったのは、ホーム2戦目、駒沢で刈谷に勝った試合でしたが、実はインタビュアーをやれという指示が来たのは試合中。
 とっさに「無理だ!」って思って、最初はかたくなに拒否したのを覚えてます。
 だって、インタビューって、その場での頭の回転が良くないとうまくいかないですもの。
 …何とかこなしたものの、案の定、自分の非力さをひしひしと感じる格好になって、まいったなあ、と思ったのを覚えてます。

 好きな舞台に立っているのに、うまくいかないもどかしさ。

 だけど。
 試行錯誤しながら、時には厳しいご指摘もいただきながら、それでも、少しずつ自分の形を作れていくのがやっぱり楽しくて。
 少しずつ、スタジアムDJとしての理想像が見えてきて、またそれに少しずつ近づいていけるのが楽しくて。
 1年経って今、まだ道半ばではあれど、1年分の経験とそれによる成長を確かに感じられて、とても満足なのです。

 もう1つ、DJをやってて良かった、と思っている理由があって、それは現場との距離を縮められたこと。

 ここでいう縮めるというのは、仲良しになるという意味ではなくて。
 現場の考えや思いを本音でいっぱい聞けたということ、逆に自分の考えや思いをいっぱい言えたということ。

 少しずつインタビューに慣れてくる中で思うようになったのは、この試合ならでは、この人ならではの思いや言葉を引き出したい、ということでした。
 で、それを目指して、悪戦苦闘しながら、へたっぴなりに頑張ってきました。
 それを監督や選手も感じてくれたのかな…機会は決して多くなかったけど、インタビュー以外の場面でも気持ちを話してくれることが増えました。
 逆に自分も、そういう気持ちを知ろうと自ら話しかけたり、あるいは思ったことを投げてみたり、ということが増えました。
 …そのことがインタビューに生きたりして、内心、やった!って思ったこともあったし、でもたとえそういうことがなかったとしても、そうやってたくさんの思いに触れられたということは大きな財産だと思っています。

 そうやって歩んだ1年間。

 納会の場では、何人かの選手やスタッフから、ありがとうっていう言葉をいただきました。
 中にはこれからへの思いを熱く語ってくれた人もいます。
 また、スタンドで私の活動を見たり聞いたりする立場の方からも、楽しかった、という言葉をいただきました。
 断っておきますが、自分は頑張ったよ、っていうアピールは全然してません。
 私としては、もしもアピールするのであればそれは現場(この場合はスタジアム)での行動という形でするものであると思っています。
 それでもそんな言葉をいただけたこと。
 ありきたりのセリフで申し訳ないですが…、とてもうれしかったです。

 むしろ、こちらからありがとうって言いたいくらいなのです。

 なぜなら、私はただの、横河武蔵野が好きというだけの素人だからです。
 そんな者なのに大好きな舞台で大好きな仕事をやらせてもらえてる、それだけでありがたいことなのです。

 1年間、この仕事を続けられたことは、とても楽しくて、勉強になる出来事でした。

 やれるだけのことはやってきたつもりですが、もちろん結局は素人ですから、来年もこの仕事ができるのかどうか、あるいはやらせてもらえるのかどうか、それはわかりません。
 ただ、もしまた機会を得られたら…、もっともっと、このクラブに、またこのクラブに集う人たちに、プラスになる仕事ができたらいいな、と思ってます。
 横河武蔵野の良さを、横河武蔵野ならではというものを、何か引き出せたらいいなと思ってます。
 素人ではありますが、創造力を掻き立てられるってもんです。

 そこへ向かっての準備は、またおいおい進めていこうと思っていますが、今は、とにかく…、

 1年間、本当に、ありがとうございました。

 ※次回の日誌では、納会の後の出来事で思ったことを書こうかなと思ってます。
2007/12/9(日)22:51「奉祝」
 こんばんは。
 金曜の夜はオールナイト、さらに土曜の夜も旅行に出かけて1時半頃まで、と、2晩続けて深夜まで呑んでしまい、楽しかったのは楽しかったですがさすがに体力が尽きてぐったりの新右衛門です。

 ということで今晩は非常に眠たくて、とっとと寝たいのですが、どうしてもこれだけは書いておかねば。

 Hondaの皆様、おめでとうございます!
2007/12/5(水)23:52「横断歩道にて」
 目の前の歩行者用信号を見て。
 …JFLを去っていったチームの色じゃないかと気付く。
 (岐阜の緑はああいう青みがかった色とはちょっと違うけど。)

 さらに、斜め上の車用信号を見て。
 …JFLにやってくるチームの色じゃないかと気付く。
 (岡山の赤はああいう赤よりはワインレッドに近い色だけど。)

 そんな何の変哲も無いサラリーマンの冬の午後。
2007/12/5(水)0:44「送辞(1日遅れ)」
 夢のJリーグ、っていう言葉は好きじゃない。

 Jリーグにあこがれるならば…それは、JFLまでではできなくてJでならできる何か、とか、JFLまでには無くてJにある何か、ってのがあって、なおかつそれにメリットを感じてるから、のはず。
 では、その「何か」の正体って何なのか、と。
 夢とか希望とか、そんな曖昧な言葉でしか表せないもんじゃないはずなんですよ。

 逆に言うと、Jに行くことでデメリットだってある。
 入場料は上がる。手荷物検査が厳しくなって缶ビールだのペットボトルだのは持ち込めなくなる。写真撮ってブログに載せるなんてのもとても難しくなる。
 あとは…そうなると決まってるわけじゃないけど、勝ち試合が減る、なじみの選手が容赦なく首を切られていなくなる、ホームジャックされる、というようなことも十分考えられる。

 そういったデメリットがある、もしくはありうるわけで、それらを夢というとてもきらびやかな言葉で包み隠して目を背けるようでは先は知れてると思うのです。
 今が一番楽しいときだから、ってんで騒ぐのは、私の目から見ればとてもはかないこと。

 でも、逆に…そこらへんのデメリットをはっきり真正面から見据えて、受け止めて、それでもそれを上回るこういうメリットがあって、だからJなんだ、ってしっかり言える覚悟があるなら、未来はきっと明るいはず。

 月曜日、熊本と岐阜が新しくJクラブの仲間入りをしました。
 彼らの未来はどっちでしょう。
 私にはわかりません。
 それは、熊本を愛する人なり、岐阜を愛する人なりのこれからの行動と気持ちが決めていくこと。
 そしてここまでを見る限り、私はどっちの未来もありうると思ってます。

 だけど、もうJへ行くことが決まった以上、どんなに苦しい未来を迎えても、引き返すことはできないわけで。
 逃げられないわけで。
 唯一逃げる方法は、つぶれること。だけどそんなのいやですよね?

 Jは曖昧な夢じゃなくて、もはや現実。
 まばゆい光も、目を背けたくなることも、全て現実。
 受け止める覚悟はありますか?

 だから、おめでとうございます、とは言わない。
 Jを目指すという選択をして、それをかなえた。この事実を生かすも殺すもこれから次第なんだから。
 そして、行く以上は、やっぱり立派なJクラブになってほしいから。
 何年か経って、「あの頃は良かった…」なんてため息をつくようだったら…どうしてくれようか。

 だから、代わりに…、

 いってらっしゃい。
 どうか、お元気で。
2007/12/4(火)0:35「幸せな景色」
 終わったんだなあ。

 虚脱感というわけではないですが、しみじみと振り返っているところです。

 最後の試合は負けました。
 攻撃では十分に圧倒できたと思うのですが、守備の致命的なミスが失点につながってしまい、さらに数的不利も背負って、太刀打ちできませんでした。
 順位表の下から2番目の位置がもう確定している相手、と言っても、こうなるときはこうなるんですねえ。

 まあでも、一生懸命食い下がる姿勢は見せて、見せ場もいっぱい作ったわけで。
 だからこそ、最後、負け試合の後だというのに万雷の拍手が送られたんだろうな。

 それがあればいいと思うのです。
 そういう試合ができればいいと思うのです。
 だから、そんな景色を放送席から眺めて、私はやっぱりとても幸せな気分でした。

 その幸せってのは、あるいは、やることをしっかりやりきった充実感が含まれているかもしれません。
 最終戦ってのは、いつも以上に筋書きの無い舞台。十分打ち合わせをしようと思っても、そこはいつも以上に人の感情が入り込む余地が大きいわけで、だから結局はその場の判断でやるしかない。
 ということを身をもって実感したし、またそこに入念な準備のもとでまあまあうまく対応できたかな、と。

 ともかく、そんな空間に身を置けて、武蔵野がそういう空間を作れるという事実を肌身で感じて…またいっそう、武蔵野が好きになりました。

 今年も、たくさんの元気をサッカーからもらいました。
 自分を磨く出来事に、サッカーを通じてたくさん出会いました。
 そしてそんな中で、ちょっとだけ大きくなれたかな。
 もしそうであれば、とてもうれしくて誇らしいこと。

 うん、私はやっぱり幸せ者です。
 今年も本当に、ありがとうございました。
2007/12/2(日)2:23「最後の時間」
 J加盟の成績条件である4位以内を懸けて戦う岐阜の運命は?
 既に2位を確定している熊本はこれがおそらくJFLでの最後の試合、飾ることができるのか?
 合併して最後の試合になるYKKとアローズは有終の美を飾れるか?
 Hondaはディフェンディング・チャンピオンの意地を見せられるのか?
 長い長い8ヶ月半のシーズンも明日でとうとう最終戦、最後まで要注目!

 …と、ここまでだったら誰にでも書ける。

 サッカー好きと数字好きの違いがわかってない人や、報道者の中でももったいぶった人には、その先はわからないやね。
 書く言葉が同じでも、それを発する人によって、やっぱり受け止め方は違います。少なくとも、私にとっては。

 当然、私にとっても今季の最終戦。それより大きくもなく、もちろん小さくもない、最終戦という事実。

 長かった。いろんなことがあった。
 楽しかった。うれしかった。悲しかった。怒った。打ちひしがれた。

 サッカーを好きになるって、きっとそういうこと。
 たくさんの感情とともに進むこと。
 どんなことも受け止めて進むこと。
 …きっと、皆さんもたくさんの感情とともに歩いてこられただろうと思います。
 …そして、そのことの重みがわからない人にどうこう言われても、私は何とも思いません。

 この舞台に飛び込んで5年目だけど、その点で間違いなく、私にとっては一番濃密な年でした。
 そして、そんな中を経て、ほんの少し、大きくなったように感じてます。

 いま、そんな1年の最後を飾るための音楽を選んでます。
 1年の最後を飾るための言葉を考えています。

 涙が出てきそうです。
 たくさんの思い出。それもこれも、大好きなサッカーがあって、大好きなサッカー馬鹿たちがいて、だからこそ。

 …ううん。振り返るにはまだほんのちょっと早い。
 明日も、今までと同じ、試合の日だもの。
 たとえ実質的な消化試合と言われようとも、試合は試合だもの。
 一生懸命と一生懸命がぶつかる、大好きな舞台だもの。

 いま大切なのは、最後まで、やりきること。
 毎年のことだけど、来年はどうなるかわからないですしね。

 きっと、いま選んでいる音楽を明日武蔵野陸上で流す頃には、私は放送席で、思い出に浸っているのでしょう。
 そんな明日が来ることが、とても楽しみで、とても悲しい。

 でも、そんな最終戦の日という明日が来ることは、避けようのない事実。
 であれば。

 一生懸命やることやって、笑顔と充実感の中で最後を迎えたい。
 そして、そんな、数字遊びなんか吹っ飛ばしちゃうような空間と時間を、たくさんの人と味わえたら。

 一歩、一歩、踏みしめて…最後まで、しっかり歩こう。


管理事務所へ